エディアカラ生物群の化石(複製)
乱泥流で一瞬のうちに埋没したもの
化石は、現在研究中でまだ名前さえついていない。柄のある化石と、木の葉に外形が似た化石の2種類か見られる。柄のある化石はどれも同じ方向を向いており、このことから海底の地滑りなどによって泥を含んだ重たい海水の流れ(乱泥流)によってなぎ倒された事がわかる(京都大学所蔵)
チャルニオディスクス(複製)
エディアカラ生物群を代表する化石の一つで、根、茎、葉のような構造が見られる。葉のような部分にはたくさんのポリプ(いそぎんちゃくのような生き物)がありまった郡体があり、原始的な腔腸動物の郡体と考えられている(京都大学所蔵)
シクロメデューサ
エディアカラ生物群にごく普通に見られるクラゲのような生き物で、腔腸動物に属すると考えられている。先カンリブリア時代、約6億年前(京都大学所蔵。オーストラリア産)