石井氏

 東京で開催中の audio expo の報告。今年はプラズマ・ディスプレイが目立った。ホームシアターとしては投射型よりスクリーンサイズが小さく、迫力がなくなっているのは残念。

 アメリカのルーカス・スタジオでは、その部屋にも壁面一杯のスクリーンが用意されており、どこででも映画が見られる様になっている。映画屋らしいと言えはそうだが、見習う点があるのではないか。

キクチ科学 吉田氏

 新製品のスクリーンの紹介。シアター・グレイと言う色を採用し黒がより締まる。

 キクチはビーズ・スクリーンにこだわっている。ビーズはプロジェクターの手錠吊りには向かない(入社方向へ光を反射する為、天井吊りでは目に光が来ない)

 どのタイプのスクリーンが良いのかといえば、それは「好み」です。それぞれのタイプに良さが有ります(うまいかわしかたですね/Lay)

 スクリーンの手入れ方法は、マット・タイプは中性洗剤を付けた布でふく(叩く感じ)ごしごし拭くのは×。ビーズ・タイプはペンキの刷毛で拭くのが理想です。

イーストン 足立氏

 主催者であり、スクリーン・メーカーとしての話です。

 スクリーンを作った理由。とにかく安いスクリーンを出したかった(既製品は高すぎる)マイルド・スクリーンは、プロジェクターの出力が向上したので、多少スクリーン・ゲインが低くても良いだろうと企画したもの。

 ポリエステルの織物(編み物ではない。違いは判りません/Lay)視野角は上下左右85度あります。弱点としてモアレが出る事がある、平面性に若干欠ける(縁がカールする)

 新マイルド・スクリーンを設計中で、裏地を変更し、アルミケースに収納した。