昔の漫画雑誌風のテイストです。
長谷川裕一の漫画「鉄人28号 皇帝の紋章」と今川氏のTVアニメ「鉄人28号」の出来が良かったので、映画も見て見ました。
最初から電子ジャーに保温機能付電気ポット、さらにはコードレスホン、、、あれれ時代設定が違う。どうもおじいさんが戦争の為に鉄人1号を作り、お父さんがそれを発展させて28号を作ったと言う設定の様です。正太郎以外のキャラクターも大胆に変更されています。
映画としてはしごくまっとうな作りで、まあまあの出来でしたが、元々の意図か、予算の制約か、スペクタクルの少ない地味目な作品でした。実写の中に CGで作った物体が違和感なくあって、それがスムーズに動くと言う映像は自分に取って夢の映像でしたが、結構頑張っていました。鉄人の上腕部つけ根のシャッター構造等、(一部の)メカ考証が頑張っていたのは評価 (ひざ関節の稼動部分は、あきらめて漫画表現のままでしたが)
但し、後ろに行くほど CGの質が落ちているのは、スケジュールのせい?? (これは駄目) 蛍雪次郎(平成ガメラシリーズ)と伊武雅刀が怪演してました。監督は冨樫森(しん)、1960年生まれ。「しん」と言う読みは岸田森(しん)を意識しているのでしょうか。 そうそう、鉄人28号では主人公の正太郎君が自室で読んでいた本が乱歩の「青銅の魔人」、しかもポプラ社版ハードカバーでした。
表紙 |
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裏表紙 |
canon EOS Kiss Digital+tamron SP28-75mm/F2.8 XR Di LDにて撮影。PhotoShop ELements 2.0にてレタッチ・リサイズ