ノンリニア編集システムを購入したので、使いこなしの顛末を日記風に書いて行きます。
21.05.2003
<Impression DVD pro>
ELSA Pro-ONEに付属するImpression DVD SEの上位バージョンです。Impression DVDはオーサリング専門ツールで、オーサリング結果は、ディスク上にイメージファイルが作られます。よって、DVD書込みには別途ライティング・ソフトが必要です。
Impression DVD proで作成したディスクイメージ (DVD_E.IMG)をB's Recorder GOLD5にdrag&dropしてDVD-RWに焼くとPowerDVDで無事に再生出来ました。
14.05.2003 (21.05.2003更新)
<Premiere 6.5 mpeg2書出しレート>
Athlon 800MHz/mem 640MBのマシンで、以下の値でした。10fpsと言うと、実時間の3倍かかる事になります・・・これは辛い。
Adobe mpeg2 |
6.5fps |
Pinnacle mpeg2 |
10fps |
上記値は、音声をMpeg-1 Layer-2 (MP2)にしていた時の値でした・・・。無圧縮(L-PCM)にした時は、それぞれ25/29fpsになりました。なんとか実時間に近い値になりました。これなら使えるかな・・・と思って別のクリップを処理にして見るとL-PCM音声でもPinnacle mpeg2 で10fpsでした。why? (継続研究中)
<MyDVDの思想>
チャピターが作れないので、長い映像を記録したDVDを作るのには向いていません。想定している用途は、「数分の短いクリップたくさん登録し、ボタンで選んで再生する」と言うものだと思われます。つまり子供や行事の記録をまとめてDVD-Rに焼くと言う使い方ですね。
<大きなカード(フルサイズのPCIカード)>
Pro-ONEキャプチャー/レンダリング・カードはフルサイズPCIカードです。長さが30cm程あります。事前にネット情報を見ていると、長いので普通のケースには入らない---と書かれていて気にしていたのですが、自分のミニタワー・ケースにはあっさり入りました(でも、キューブやでブックサイズ・ケースには入らないでしょう)
但し、5"/2,5"ベイがあるとぶつかりますので、タワー/ミニタワー・ケースでも上方のスロットには入らないと思います。最下段のスロットに差していますが、特に問題なく動いています。
13/05/2003
<Impression DVD-SEとPro>
先着100名に、Impression DVD-SEの上位版Proを無料送付するキャンペーンを行っており、先にも書きましたが、無事Pro版を入手出来ました。という事は、累積販売数が100に満たなかったと言う事になりますね・・・。高価なシステムだから、そんなものなのでしょうか・・・(ネットで検索して見ると現在の価格は12.8万円ですが、2001/11/30の発売当初は17.8万円もしてたようです(個人では買えませんね)
<編集コントローラSpace Shuttle>
日本橋で編集コントローラを物色していたのですが、多くのお店で見つけられず、日本橋筋北東角の1st stepで、CAVS社のSpace ShuttleとShuttle Proを見つけました。このお店はPCパーツショップで、小さいながら色々なものを置いてくれているのですが、この様な製品を置いているのは少し意外でした。
CAVS社の製品は、円形のSpace Shuttle(jug&shuttle+プログラマブルボタン5個)と、逆洋ナシ型のShuttlePro(jug&shuttle+プログラマブルボタン8個)の2種類があるのですが、小さくて(安い)Space Shuttleを買いました。まだ、繋いでいない・・・
12/05/2003
<MyDVDで出来る事>
取込んだクリップをカット編集出来ます
これは気の効いた機能です。クリップの前と後の任意の長さをカットする事が出来ます(途中カットは不可)
<MyDVDで出来ない事>
チャプターが作れません。
LD資産をDVDに移行する目的の自分にとっては致命的です。試しに1つのクリップを2つに分けて、2つのボタンに割当てたメニューを作り連続再生させたのですが、(当然ながら)つなぎ目で一瞬止まります・・・
圧縮音声は使えません
記録される音声はL-PCMのみです。MP2等はL-PCMに変換されます
<MyDVDのオーサリング手順>
ヘルプを見ながら、30分程で簡単にDVDが作れました。
これだけの手順で作れました。簡単簡単。
<Premiere 6.5のインストール>
ライセンス番号がどこにも書かれていない・・・。しかたがないので 6.0のライセンス番号を入力しました。これでよかったのかな?
<Pro-ONEカードのFireWire I/Fのストレージ・デバイス・サポート>
v.20のドライバをインストールすると、FireWire接続のDVD-Multiドライブがあっさり認識されました。v1.0では使えないって、マニュアルがwebサイトに書いておいてよ :-(
<logitec LDR-N21Fのバンドル・ソフト>
以下のソフトがバンドルされています。
B's Recorder GOLD5 (CD/DVDライティング・ソフト)
B's CLiP5 (パケットライト・ソフト)
DVD-MovieAlbum SE 3 (DVD-VRF対応mpeg編集ソフト)
MyDVD v4 (DVDオーサリング・ソフト)
PowerDirector 2.5 Standard FULL (mpeg2編集ソフト)
PowerDVD XP(OEM) (ソフトDVDプレーヤー)
DVD-RAMドライバ
08/05/2003
<お買い得>
TwoTopインターネット・ショップの特価品コーナーで、ELSA Pro-ONEの安売りを見つけ思わず買ってしまいました。
リアルタイムエフェクトが可能なPCIカード
Premiere 6.0付属(期間限定で、6.5に無償アップグレード)
6pin DV及びアナログ(S端子、RCAピン端子)入出力(ブレークアウト・ボックス付属)
Hollywood RT(エフェクト・ソフト。PCIカードでリアルタイム化)
TitleDeko(タイトル編集)
Impression DVD SE(DVDオーサリング。但し英語版)
これにPremiere 6.5(期間限定。2003/4/20まで)、Impression DVD Pro(AC3音声対応。先着100名。両者とも間に合いました)、ver 2.0への無償アップグレードが付いて、定価 12.8万円が 5.98万円とお買い得でした。実は4/19に気がつき、4/20に購入を申し込んだのでした。ぎりぎりセーフ。
<画像が写らない>
フルサイズのPCIカードを取りつけ、HDD/memoryを増設し、ソフトをインストール。S端子にLDの出力をつないでPremiereからキャプチャを選択するが・・・画像が写らない、スルー出力先のモニタには画像が表示されているので結線ミスは無い筈。why?
割り込み(IRQ)の問題かと思ったがPro-ONEのキャプチャ・ソフトの設定をいじっていると、オーバレイ設定をPrimary surfaceからOverlay surfaceに変更した所、画像が表示されキャプチャ出来る様になりました。
<データがデカい>
Pro-ONEのキャプチャは25Mbps DVフォーマット固定です。DVD化にはオーバースペックだし、レート変換が必要になります・・・直接6-8Mbpsでキャプチャ出来ると楽だったのに。
<v2.0までお預け>
DVD Multiドライブは、Logitec LDR-N21F(松下製マルチドライブのFireWire I/Fバージョン)を買い、カードのFireWire端子につなぐが・・・認識されない・・・ELSAにメールで問合わせると、カードのFireWire端子でのストレージデバイス接続はv2.0からのサポートだそうな。v2.0 CD-ROMの到着待ちだ。
<時間がかかる>
LDの画像をS端子経由でキャプチャー。LD資産のDVD-R化が当面の目標。1作品110分をキャプチャー(25Mbps DVフォーマット)し、mpeg2 VBR max 8Mbpsで書出しを実行した所、Premiereに4時間かかると言われました・・・Athlon 800MHzでは辛いです。自作機のアップグレードは年末〜来年にAthlon 64 or Optelonを考えているので、しばらくは我慢・・・出来るかな (^_^;)